リクシルリフォームショップＣＵＢＥリノベーションの佐々木です。

かれこれさいたま市西区指扇領別所に引っ越してきてから５か月が過ぎ去ろうとしていまして、リフォーム店として入居しているライオンズマンション大宮指扇の方々とも交流させていただく機会が増えてきました。このマンションはアットホームな感じの方々が多くいらっしゃって、いろいろなイベントへの参加される人数も他のマンションの方々に比べると多いと感じます。

そんな中このマンションで初めての大口案件を当店の高橋が担当させていただき完了に向かっているところでございます。お客様もリフォームに夢を持たれている方でしたので、当社の工事内容を実感していただきその良さを体感していただければ幸いです。

そんな中私は工事課の岩井の助けもあり営業活動に集中した仕事が可能になって余裕が出てきた時間で、ここ数か月の間にめったにお会いできないこの業界の大先生達にお会いすることができるようになりました。会うといっても講演会などに参加させていただくということなのですが、先月ご紹介した「近藤典子先生の収納についての講義」の他にも実は６月中にもうおひとりお会いすることができていたので、ちょっとだけお話させていただきたいと思います。

まずこちらの先生は最近では講演会などにめったにお出になられないような方で、現在もベルサーチ（確かそうだったような）とのコラボ企画でミラノにほとんどいらっしゃるという大先生なのですが、とある住宅メーカー（メーカーといっていいかわかりませんが、志のある住宅を企画している新潟の「夢ハウス」さん）の企画で日本にいるほんのわずかな時間に講演会が可能になったというチャンスをもらいお会いすることができた先生でした。

私は専門的に建築にどっぷりはまっているという人間ではないのですが、それでもこの先生の設計する建物に優しさと穏やかな中にも主張を感じることができるので、現存する国内の設計士の先生の中で私が一番好きな設計をされる先生です。

その先生は皆さんも名前は知っているかと思いますが、表参道ヒルズを設計した「安藤忠雄」先生です。私もリフォームという分野ではありますが、建築をかじっている者として人生の中で一度お会いしてお話をお聞きしたい方の一人でしたので、「夢ハウス」さんには感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん会話などはできませんでしたが、先生の設計人生の起伏を振り返って語っていただけたのには「安藤先生でも失敗とかあるんだ」わかると自分の中の肩ひじを張った見方がばかばかしいかも・・・と思える一時間でした。

「夢ハウス」の会長さんの話も高度成長期のころにいかに大変な思いをして生きてきたのかわかる大変有意義なお話を伺い、この日は３時間ほどでしたがここ数年来無いような充実した３時間だったと思います。なかなかこのようなチャンスはないものですが、ここ数か月の間に私の分野の偉人の方々にお会いできて本当に光栄でした。この感動を力に変えてこれからまたお会いするお客様に満足いただけるような仕事をしていきたいと思った今日この頃でした。